気になるニュースが２つありました

今夜のNHKのニュースで気になるニュースが２つありましたね。

■専業主婦思考が強くなっている？

最近、専業主婦思考が強くなっているらしいです。

バブルの時期は、父親が仕事、母親は専業主婦という家族スタイルを前提としていたような時期もありましたが、バブルが弾けて、その考え方はだんだんと減っていました。しかし、最近、また専業主婦志向が増えているようです。

どうしてなんでしょうね。バブル時期ならわからなくもないですが、なぜこの不況下で専業主婦志向が増えているんでしょうか。

ちょっと考えてみましたが、こんなことを考えているのでしょうか？仕事を一生懸麺頑張っても賃金が上がる様子が見られない。そうであれば、子育てに専念をして、父親をバックアップしていこう、という考え方になるんでしょうか。もしかすると上昇志向が薄れているのかもしれません。一生懸命頑張って、賃金的に上昇していこうという意識が少ないのかもしれません。

ちょっと驚いたのは、大学生が話している風景が映っていましたが、就職活動（就活）をやめて、結婚活動（婚活）をする、というような話をしているのです。

就職しても賃金は上昇しないかもしれません。苦しいことばかりかもしれません。しかし、子育てをして行く上でも、社会を知ることは大切です。賃金が上昇しないのであれば、そのことを肌で感じていないと、そういうことを子どもたちに伝えることができないのではないかと思います。

目先の利益というか、自分だけの、今の利益で動いていては、その後の生活に大きな影響がでるのではないかと思います。これから人口は減少することは明らかです。父親も母親もともに、働ける状況にある人は、社会で活躍できる状況にしないと、この日本は成り立たなくなってしまいます。

いろいろな事情によって、専業主婦を「選んだ」人を否定するつもりはありませんが、「社会に出て働きたい」と思うママが、社会で活躍できる状況にすることが大切ではないかと思っています。

■子どもの運動能力が下がっている？

年少くらいの子どもが、ボールを投げることができない割合が増えているんだそうです。今は、保育園も幼稚園も、安全対策という名のもとで、過剰な安全性を確保しています。昔ならば、多少ケガをするような遊びも平気でやっていたように思いますが、今は、ほんの僅かでもケガの可能性があるようなことは制限をしています。

こういう世界では、子どもたちの運動的な経験も限定的になってしまっているようで、体の使い方を早い段階で覚えることが出来なくなっているのではないか、という内容です。

確かに、自分自身、子どもの頃は、我が家の子どもたちよりももっと無理をした遊びをしていたような気がします。もちろん、親という立場で言えば、危ないことは避けたいということもありますが、それも程度の問題。多少のケガをすることも経験なんだろうな、と思います。とはいうものの、できるだけケガなく遊んで欲しいのも確か。なかなか難しい選択ではあります。

社会も変わっていますから、なかなか難しい状況もあるように思いましたが、ちょっと面白い話だったので、紹介してみました。

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