「父親の育児休業シンポジウム」名古屋会場へ行きました
昨日は「父親の育児休業シンポジウム」名古屋会場へ行きました。
「父親の育児休業シンポジウム」は厚生労働省が、東京海上日動リスクコンサルティング株式会社に委託している事業で、今年6月の改正育児・介護休業法施行の周知なども目的として開催されるシンポジウムです。
「父親の育児休業シンポジウム」
http://www.papa-wlb.jp/symposium/index.html
改正育児・介護休業法では、「パパ・ママ育休プラス」が導入され、今まで1歳までとしていた育児休業期間を、パパ、ママが共に取得する場合には、1歳2ヵ月まで取得が可能という制度です。詳しくは「パパ・ママ育休プラス」で検索するといろいろ情報が出てきますので、そちらで確認した方が正確な情報を得られると思います。
パパも子育てに積極的に参加し、育児休業を取りやすい雰囲気を作ることが、これからの少子高齢化を考えた上でも大切ということです。
1部は、株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵氏による基調講演。「経営戦略としてのワーク・ライフバランス」というテーマでお話されました。小室氏によると、「ワークライフバランス」をテーマにした講演や研修は、以前は社員向けが多かったそうですが、最近は、経営者・管理者向けでの依頼が増えているそうです。経営戦略として、ワーク・ライフバランスを考えないとこれからの社会戦えないということのようです。
ざっくりとした内容ですが・・・。年金財源の枯渇が心配され、このために少子化対策としていろいろな対策が行われていますが、少子化対策だけしても効果が少ないとのこと。つまり今子どもが増えたとしても、彼らが年金保険料を払うのは20年後。即効性が無いんですね。うん、なるほど。
で、どうするか。出産後に社会にスムーズに復帰出来るようにして、ママが社会で活躍出来る状況を作らないといけないということです。それには、パパの協力が必要で、パパが家事や子育てに参加するには、会社の協力も必要というわけです。うん、なるほど。
女性が社会に進出すると少子化が進むという幻想がありますが、これは思い込み。他国では、女性の社会参画が進んでいると出生率が上がっているケースが見られます。女性が社会に参加することで経済力をつけられ、安心して子育てが出来るという状況につながっていくと思われます。そして、女性が働き収入を得ているということは、年金財源にもつながるわけです。うん、なるほど。
残業を減らして、時間内にどれだけ効率良く仕事ができるか、ということがこれからの社会大切とのことです。物やサービスが溢れている時代なので、作れば売れるというわけではありません。付加価値の高い物が選ばれる時代では、長時間働いて大量の成果をあげるような働き方ではなく、決まった時間内により効率的に仕事をする働き方が大切とのことでした。うん、なるほど。
とてもプレゼンの上手な方で、わかりやすい内容でした。僕の文章はわかりにくいですねぇ。ぜひ小室氏の講演聞いてみてください。
2部は、実際に育児休暇を取られたパパ、ワークライフバランスを推進している企業の担当者、中小企業の経営者、厚生労働省の担当者でのパネルディスカッション。
実際に育児休暇をとるにはいろいろな悩みがあるらしく、これから育児休暇をとろうと思っているパパには参考になる内容だったと思います。中小企業の経営者からは、中小企業だからこその悩みなどもありました。試行錯誤しながらやっている現状が見えてきます。
2010/01/23 | ひめとおやじ日記
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